2006年11月08日

ピュア・ブリランテ


どうにも一番太い弦(C線)が、ブリブリと気持ち良く鳴らないので、前から目を付けてた
vcyoyoの工房 (見附精機工業株式会社)
http://www.vcyoyo.ecnet.jp/
ってところから、音質改善が可能という「ピュア・ブリランテ」なるものを購入しました。(3,000円)
(もっと腕を磨けよって声も聞えますが・・・)

ゴム内臓の普通のウルフキラーを付けると雑音がなくなるとともに響きまで悪くなるのに、これを付けると響きはそのままで雑音のみが消えるらしい。

エンドピン購入(後日報告)のついでに注文してやってきました。
真鍮(?)に蛇行した溝が切ってあり、弦を張ったまま差し込みます。

取り付けて、鳴らしてみると・・・!!!おおっ!! 確かにかすれただみ声が、トローチ舐めて少しマシになったような・・・微妙な変化しかポンコツの耳には感じ取れませんが、変化してるのは確かです。

で、はずして元の音をもう一度聞いてみようと、弦を緩めずにそのまま引っ張ってみると(取説にもそのまま外せると書いてある)、ブッチ〜ンっと弦がエンド部分から切れちゃいました^_^;  泣けるぜ〜!

へそくりをエンドピン購入(2本)に投入しちゃったので、とりあえずは古いヘリコアの弦を張りなおし、頼みの奥様に、「練習し過ぎて弦が切れちゃった〜(>_<)」と大嘘かまして新しい弦を購入することに。
(ついでに4本セットでエヴァ・ピラッツィ・ソリストを注文。 おぬしもワルよのう(^^ゞ)

ヘリコアにもピュア・ブリランテ付けてみて聞き比べてみると、取付の前後でやっぱり少しだけ雑音が減少してます。

¥3,000で音質が少しでも良くなれば安いもんだ、って思ってたのに、結局は高くついちゃいました。

耳に気持ちの良い音って、追求すればするほど、財布の厚みと反比例しそうやなあ(涙


posted by 腹出朗SIN at 15:32| Comment(4) | TrackBack(0) | 楽器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月27日

061026 004.jpg
最近、練習してるとどうも音が裏返りやすくて、こりゃあ弓の毛が痛んでるのに違いない! と、毛換えすることに・・・  腕が悪くて音が出てないのかも? なんて思わずに、全て道具のせいにしちゃうところがお茶目です。(#^.^#)

楽器の修理とともに毛換え依頼しました。 6,300円也
モンゴルの馬のシッポらしい。

そして修理を終えた楽器の横には、新品の弓がズラズラと並べられてます。
価格的に合うものが約10本。
それを片っ端から試していきます。

と、あれ? 弓ってこんなにしっかりとした腰の強いもんなんだぁってはっきり判るくらい、今の弓より腰が強くって、しっかりしてます。
サオ部分が強いと、弓毛がしゃんとしてて、今使ってる弓のように、真ん中辺りだけ音が膨らんじゃうって事がないようです。

腰の強さがより強いものを選んで、3本残り。
後は自分の耳に気持ち良いものがどれか、値札もあえて見ずに「これだ〜」って選んだのが、写真の弓。

ドイツ・ブランバッハの弓製作者、STEFFEN KUHNLA の弓。
一番軽くて、一番音量が出て、何より弾いてて気持ちがいい(^_^)v
工房の先生が、うんうん、それが一番いい音出てますねえ、と後押ししてくれてニンマリ。

毛換えの済んだ自分の弓を弾いてみると、・・・う〜ん、こんな音だったんか^_^; とがっくし。

かくして、新しい弓が手に入りました。
弓を買うために手放した、セカンドバイク。  ごめんよ〜、バイク手放した悲しみに暮れる前に、ご主人様は大満足しちゃいました〜(^.^)/~~~

次は、エンドピン交換の巻。  をいをい・・・どこまで行くねん^_^;
posted by 腹出朗SIN at 22:19| Comment(3) | TrackBack(0) | 楽器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

修理

「弦楽器の仕組みとメンテナンス」という本を読んでて、いまいちの楽器の中にはエンドピンホルダーが最初から歪んでるのがある、と言う話を読んで、自分の楽器は大丈夫やろうと思いながら、チェックすると、どっひゃ〜!前側に歪んでる!!(@_@;)   本体底部にぴったり付いてる筈のフランジ部分の後ろ側に約3ミリの隙間があります。

最初からなのか使ってるうちになったのか、しっかり初期チェックしてなかったのでなんとも言えません。
で、以前に冷やかしに行った大阪・心斎橋の工房に持ち込んで修理依頼。
ついでに、最近すべりが多い弓の毛も交換。
もひとつついでに、新しい弓も物色することに(^^ゞ

普通なら預からないといけない、って言うところを無理やり日帰り持ち帰り指定させてもらい(だって車で1.5時間も掛かるんやもん)、シンブラ(心斎橋ブラブラ)して買い物しまくりで時間をつぶし、完了。

やはり最初から穴が歪んだ方向に開いてたらしく、本体の中に仕込んである底部ブロックも相当柔らかいものらしい。

イーストマンっていう洋風の名前が付いてても、やっぱ中国製やなって悲しくなります。
一番下のランクはいややから、とワンランク上げて買ったのに(約30万円(@_@))、扱いのない楽器店で引いてもらうという通販みたいな買い方はやっぱだめなんやろうねえ。

おいそれとは買い替えできない楽器なのに、自分の楽器が「いまいち」に分類されるとは・・・^_^;
まあ、音的には今のところ満足してるので、我慢我慢。
もう少し弾けるようになれば、今度こそ納得の買い物がしたいもんです。

弓の話は次回
posted by 腹出朗SIN at 08:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 楽器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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