2008年05月29日

修理入院

購入を前提に、借用してた楽器ですが、裏板のはがれやエンドピンホルダーの倒れ、駒の浮き上がり等々の不具合が見つかって、工房にやんわりとメールを送ると、わざわざ大阪から自宅にまですぐさま引き取りに来て頂き、頭下げ下げ持って帰られました。

何ら問題なく健全な楽器ですって受け取ってきたので、色んな不具合を見つけたときにはガッカリしましたが、誠意ある対応に一安心というところ。

約10日間の予定で入院です。

来週のレッスン時に、師匠に見てもらって最終判断しようと思ってたのに、少し決断の時間が延期になりました。 冷却期間が出来て、良かったかな(^^ゞ


昨年、とある楽器店で、イタリアの楽器(450万円)を試奏してその音色に驚いて以来、買い換えるならイタリアの楽器、と思ってたけど、今回老舗の年老いたチェリストの社長さんに、頭からイタリア製が良い、なんて決め付けずに片っ端から弾いてみて自分が気持ち良い楽器を選ぶことが一番、確かにイタリアの楽器はすばらしいけど人気ブランドみたいになって価格も必要以上に高いものが多い・・・という話を聞いて大きく納得し、かなり疲れちゃったけどすんごい本数を試奏した。

その中で、音的にもネックの細さからくる弾き易さも価格的にも満点に近くって、これだあって見つけた楽器。  イタリアに拘ってたら見つけられなかったかも知れない。


修理が終わって、またまた弾き倒してみて、問題なければ、買い予定です。

家も車もバイクも、大きな買い物はすべて衝動買いしてきたおいらには、何だか慎重すぎる買い物ですな^m^
どうなることやら・・・


posted by 腹出朗SIN at 23:09| Comment(3) | TrackBack(0) | 楽器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月27日

借用中

080526005.jpg購入するかどうか決めかねてますが、ブツは借りて持って帰ってきました。(写真左)

1935年製の73歳。 フランスで作られたものです。

欲しいと思ってた、イタリアの新作に負けない発音と、今主流になってるらしい太いネックになる前の細身のネックが、小さなお手手のおじさんにはピッタシ。

ただ、痛々しい修理痕もあるし、修理しないといけない部分も少し。

致命的なものではなく、他は至って健全なので、約1週間で補修は終了、とのこと。


昨晩は、興奮しちゃって深夜まで弾き倒し、寝不足。^m^


来週のレッスンに持っていって、師匠の意見を聞いてから決めようかと考え中。

運命の1台になるかなあ
posted by 腹出朗SIN at 11:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 楽器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月20日

OK出たものの

鳴らない楽器に四苦八苦するダンナに同情したのか、腕が悪いからってハッキリ言えないからか、はたまたほんのわずかながら会社の利益が上がってるからなのかは分りませんが、奥様から楽器購入のOKがついに出た。

だもんで、ココ3週間ほど暇を見つけては弓だけ持って楽器店めぐり。

地元の楽器店にも頼んで、楽器商から引っ張ってもらって試したり、大阪まで出かけては試奏しまくり、その数10台強。

その中で、おお!こりゃあすごい! 欲しい!!って感じたのが、イタリアの新作1台とフランスの70歳。(お店は別々)

どちらもすんごく発音が楽で、楽器の中心から音がモリモリ湧き出てくる感じ(表現がしづらい^m^)

どちらが良いのか迷ったのもあるけど、思わず衝動買いしそうになるのをググッと我慢。  
その場であっさりこれ頂戴ってなわけには行きません。(>_<)

ただですねえ、大阪の、弓を買ったなじみの工房で参考に試奏させてもらった超高級楽器(5〜700万円!買えないよお(@_@;))については、???。 
その値段相応の音なのかどうか、まったく判りませんでした。
何が良い楽器なのか、自分の感覚と価格の差に違和感があって、どうにも訳がわからなくなってきた。

で、その店の社長さん(チェロ弾き)にも色々と弾いてもらって、アドバイスも延々と頂きましたが、耳もハートも一度クールダウンする時間をもらう事にしました。


人生後半に入った、レイトスタートのアマチュアが、果たして超は付かないまでも、そこそこの値段がする楽器を買っていいものかどうか、っていう、何だか根本的なところまで悩んで来ちゃいました。

でもでも良い楽器は欲しいしねえ^_^;

もともと貧乏性なダンナの性分を知ってて、きっと買えないと踏んでるのか、奥様はそ知らぬ顔してますが・・・  フフッ 今は悩んでるけど、ダンナは本気やでえ。(^^)v


  
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2007年12月11日

楽器お泊り

日曜日のアンサンブル練習の後、予約してた工房に毛替えと楽器の調整に行ってきました。

6月に行った時に色々と指摘されてたけど、発表会前でもあったので、そのときは魂柱と駒をちょいとだけ調整してもらってた。

レッスン間が3週間ひらくし、また都合よくアンサンブルやった芸術文化センターからすごく近いこともあって、指摘事項を全部調整してもらうことにしました。

1.指板削り(AD側の指板の反りが深すぎた)
2.指板のR変更に合わせて駒調整
3.魂柱交換(短すぎた)

と弓の毛替えをしてもらうことになったけど、次の土曜日に演奏会に出る、と言うことで無理を言って2泊3日で仕上げてもらうことに。
楽器が家にないって、購入以来初めての経験。
何だか、娘が初めてお泊り会に出かけたときのように寂しかった。(>_<)

で、本日、またまた都合良く三田の取引先へ挨拶に行く段取りをつけて楽器を引き取ってきました。

持ち帰った途端に、速攻で弾き始めて、わき目もふらずに2時間みっちり弾き倒す。(^v^)

調整の結果は・・・

1.指板削りで、AD線がものすごく楽に押えられるようになった。
2.魂柱交換のためか、裏板の響き方が大きくなって、音量がアップ。
3.駒のRが変わって、A-D-Gの移弦がスムーズになった。

まあ、費用はそれなりにかかりましたが、これだけはっきりと効果が出ると、うれしくなっちゃった。

これでしばらくは楽器への不信感なしに練習できそう。(←しばらくってえのが微妙^m^)

先日のアンサンブルで、自分の弱点を強烈に自覚できましたので(^^ゞ 苦手克服に励みます。

はああ・・・拡張・音程・ポジション移動・読譜・リズム・・・って、ほとんど苦手ばっかりやん(@_@;)
posted by 腹出朗SIN at 22:49| Comment(2) | 楽器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月31日

弓の話題

061026 002.jpg
前にも書きましたが、昨年10月に購入した、ドイツ・ブランバッハの弓製作者、STEFFEN KUHNLA (ステッフェン クーンラ)の弓。

なんとこの作者、世界3大コンクールに数えられる、2007モスクワ・チャイコフスキーコンクール(製作者部門)で3本同時に入賞したんだって。(@_@;)

ヴァイオリン弓部門 :1位
チェロ弓部門     :2位(1位なし)
ヴィオラ弓部門    :2位(1・3位なし)

限られた予算の中で、自分の耳だけを信じて、これだあって買った弓なだけに(愛しいセカンドバイク売り払って^m^)、その作者が世界で認められたことが、何だか嬉しいです。
(1位なしってのが微妙ですが^^;)

楽器は自分で選べなかったのが今となっては悔やまれるけど、自分で選んだ弓にはすんごく愛着がある。
もっともっと腕が上がれば(←上がるのか?^m^)、もっといいものが欲しくなるかも知れないけれど、今は満足。

道具に名前負けしない様に、頑張って練習しなくっちゃ(^^ゞ
posted by 腹出朗SIN at 22:57| Comment(5) | 楽器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月14日

初めての工房

ちょうど梅雨入りしそうだし、前回の弓毛交換から半年以上経ってるので、工房に行って来た。
(梅雨時期が交換には良いらしい・・・弦楽器の仕組みとメンテナンス  佐々木朗著)

前回は、大阪の心斎橋まで行ったけど、あまりの遠さと周辺の混雑振りに疲れちゃったので、今回は尼崎に見つけたバイオリン工房。
http://www.domani-vn.jp/index.html

当日に持ち帰りたいので、事前にメールと電話でしつこく連絡して開店時間とともに押しかける。

小さな作業場を兼ねたお店ですが、プロの道具が整然と並んでて感じが良い。
コーヒーまでご馳走になりながら、いかにも職人って感じのマスター(マイスター?)が、丁寧に毛換えをするところをしっかり見せてもらい、楽器もチェックしてもらう。

響きが足りないってことで魂柱の位置調整と駒の高さ調整。
ついでに動きにくいペグの調整。

魂柱を微妙に動かしてもらって試し弾きすると、最初の1音でビックリしました。
C線の発音が全然違う(@_@;)

駒は、R部がいびつでD線が低いらしく、弾くときに隣の弦に干渉しやすいってことで、高さ調整。
隣の弦に触れちゃうのは、腕が悪いばかりじゃなかったみたいです。(←半信半疑)
帰宅後、弾いてみると、確かに横の弦に触れ難い。(←道具のせいやったんか(^^♪・・・多分)

やっぱ、微妙な調整が出来てない楽器みたいで、指板のそりが若干深いのと、魂柱も短いらしいけどその調整は次回お願いすることに。
帰ってからちょいと練習しましたが、弾きやすさと響き具合がかなりレベルアップしてる。さすがです。

自宅から、車で80分。
いいとこ見つけちゃった〜って感じです。
今度は、テールピース換えたり魂柱換えたりしてみよっかなあ。

楽器が良くなっちゃうと、下手な演奏の言い訳が難しいけどねえ・・・^m^
posted by 腹出朗SIN at 16:09| Comment(3) | TrackBack(0) | 楽器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月31日

チェロ椅子

070530 005.jpg
ピアノを置いてる防音室で練習してますが、どうもピアノ用の椅子は縁取りが木のままなので太もも裏が痛くなってしまい、1時間も弾いてると足がしびれちゃうことから、ソフトなピアノ椅子をチェロ用に買いました。

背もたれ付きの椅子より5センチほど最低座面が高いので、今一ぴたっときませんが、長時間の練習にも足が耐えられるようになりました。

ついでにエンドピンの長さを色々変えてみて、構え方もちょっとだけ楽器を余計に寝かすように変え、棹部分(指板)を首に近づけてみた。

棹が首に近づくと左の肘が上がり、連続して弾いてると痛くなってた肘がすごく楽。

楽器が寝た分、弓にも重みがかかるような気がして、微妙に音量が上がったような???

たまに構え方も変えてみるもんやね。

毎日の練習、体が楽になったこともあって、2時間くらいになりました。

腕は上がってるのか?って?  

ここ1週間、上達の実感なしでごわす。(^^ゞ
posted by 腹出朗SIN at 22:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 楽器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月21日

弦履歴

昨年のGW明けから始めたチェロも1年を超え、楽器も案外よく鳴るようになってきた気がします。

で、この1年間で試した使用弦の履歴をまとめてみました。

いい腕も、いい耳もないのに結構まめに交換してます。
道具に凝っちゃうのは性分みたいですな。^m^

1.購入時セット
      A・D ヤーガー  G・C ヘリコア

2.当初から、鳴らない楽器でもあったんですが、特に低音の響きが気に入らなかったのと、どこかで読んだ爆音仕様になる、という言葉に惹かれて
       A・D ラーセン  G・C スピロコア・タングステン巻き
に変更したものの、ラーセンの高音の響きがどうもイメージに合わない気がして、すぐに
       A・D ヤーガー
に戻す。

3.ヤーガー・スピロコアは、お気に入りだったけど、ウルフキラーの付けはずしの際、スピロコアのC線を切ってしまい、気になってた
       エヴァアピラッツィ
の4本セットに総換え。
G・Cは、むっちゃ細いけど良い音します。

4.半年近くエヴァアピラッツィに満足してたけど、最近D線だけが何だかよくかすれるようになって来たこともあって浮気虫浮上(^^ゞ
ヤーガーのA・D線が欲しかったけど、どこの通販でも入荷未定って言われちゃって
       A・D パーマネント  G・C スピロコア・シルバー巻き(←タングステン巻き高いから)
に交換、現在に至ります。

G・Cは、エヴァアピラッツィの響きが今までで一番のお気に入り。
まだ痛んだ様子もないので、戻そうかどうしようか考え中。
A・Dは、ヤーガーが良かったけど、今回試してみたパーマネントも良い感じです。

良い音が鳴り出すと、あまり好きじゃなかった楽器にも愛着が湧いてきて、ロングトーンで開放弦弾いてるだけで、うっとりしちゃいます。(^^ゞ  (←変?)

でもねえ・・・昨年ある楽器店で試奏させてもらった、車1台分くらいの楽器の音が耳の奥に残ってて、今の楽器に大満足というわけではないのが辛いところ。

まあ、人生妥協も大切ですが、宝くじも買ったことやし、夢も希望も捨てないでおきましょう(^^♪









        
 
posted by 腹出朗SIN at 18:14| Comment(8) | TrackBack(0) | 楽器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月24日

3台目(^^♪

070407 011.jpg
2月4日に聴きに行った弦楽4重奏で、お二人の方がそれぞれ楽器のテールピースとエンドピンに、小型のチューナーを直接取り付けられてて、曲の合間にチューニングされてるのを見て、思わず欲しくなっちゃいました。

で、ネットで探すと黒の三角型のものが安かったので(¥1,800)買っちゃいましたが、精度が酷くって使い物になりませんでした。

別のものを探してると、韓国製・セイコー製・ヤマハ製を発見。

信頼性からいって、やっぱヤマハでしょ、ってことで買っちゃいました。
YAMAHA TD30M

写真で見ると大きそうだけど、実サイズは表示部分が横5センチ・縦2センチくらい。 
重量10g。
オレンジ画面に、水銀色で表示されます。 暗いところではちょいと見にくいかな。
テールピースの最下部に付けて試してみると、振動でもマイクでも測定は至って正確でした。
さすがヤマハ。

普段は、横のテーブルにノーマルなチューナーを置いて使ってるので、音を出してて、???と思って確認する際、一々姿勢が変化するのがうっとおしかったけど、駒方向を見たままの姿勢でチェック出来るのでむっちゃ便利。

道具に凝っちゃう性分は、何をやっても同じみたいですな。^m^
posted by 腹出朗SIN at 08:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 楽器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月20日

エンドピン

061109 001.jpg
忘れないうちに・・・
以前にも書いた、見附さんとこのエンドピン。
感想記事を読み漁ってると、人によって当然感想がまちまちなので選びきれず、お試しをさせてもらう事にしました。
メールを送ると、あっさりと送ってくださって片っ端から試してみます。

送ってもらったのは、チタン・チタン入り真鍮・鉄入り真鍮の8mm。
選ぶポイントは、少しでも音が大きく響きが良くなる事。

チタン系は今一よくわからなかったけど、鉄入り真鍮を付けて弾いた途端、
「おおっ!?(@_@;)」
倍増とまでは行かないけど、1・1〜1・2倍くらいにはなってる感じ。(ビミョ〜?(^^ゞ)

ということで、鉄入り真鍮+ピュアブリランテを発注。

届いたピカピカの新品を付けて練習すると・・・微妙な変化ながら確実に響きも音量もアップしてるので気持ちいいっす(*^_^*)

何だか楽器ばっかり進化してる?
posted by 腹出朗SIN at 13:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 楽器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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