2008年01月31日

親離れ第1弾

看護婦さんに、はいお父さん!、って抱かせてもらった小さな赤ちゃんに、親指を握られて思わず涙をこぼしちゃいながら、この娘のためだったら何だって出来る、何だってしてやるって決意したのは、約19年前。

その娘が、1浪しても地元の国立大学行きたいと言ってたのに、センター試験の点数や勉強したい内容を考えて、最終的に行きたいと言い出したのは、東京の大学。

最初は、経済的な事情ももちろんあるけど、魑魅魍魎(ちみもうりょう^m^)ばかりの大都会に娘を出すことなんて考えられなかった。

ここ数日、悩みに悩みましたが、子供の人生は子供が決めること、親の言いなりになるような生き方はして欲しくない・・・とも考えるようになって、最終的には、がんばって合格せえよ、なんて言葉を発してしまった。 悲し(-_-;)

娘が3歳で初めて近所の魚屋さんに一人でお使いに行った時、心配で後を付けて見守ったおとうちゃんの不安をよそに、後ろも振り返らずに歩いて行った後姿を思い出し、寂しさと不安がグルグル回って、泣きたい様な、気持ちを整理したいような複雑な思いに、傷めてる胃がますます痛い。

春にはひよこが飛び立つかも。  寂しすぎる。(T_T)


posted by 腹出朗SIN at 09:46| Comment(4) | SIN ぼやきます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月19日

13年前の記録(2)

全員の無事が確認できたものの、長居する気分的な余裕も無いのですぐさまバイクで帰宅に向かう。

来る時に、通行止めの看板を蹴り飛ばして、落石と道路陥没、崩落を縫うように通ってきた、芦屋から有馬温泉に抜ける道路の入り口には、パトカーが止まって完全に通行止め、とのこと。
数時間前に通った、半分崩れてた橋が落石とともに落ちて完全に遮断され、大落石も頻発とのこと。
往路、よくぞ無事で通れたもんだと冷や汗が流れた。

やむなく国道2号線に戻って西進すると、深夜なのに大渋滞で、そこを縫うようにパトカー消防車自衛隊車両が走り回り、歩道にも人があふれて騒然とした雰囲気。

そこここで未だに火災の煙がもうもうとして、街灯も無く真っ暗な中、車のライトだけが街にあふれ、瓦礫の山を浮かび上がらせる。

大好きな神戸の街がほんとに壊れてるっていう現実を目の当たりにして、心臓はばくばくして涙は止まらず。

事故だけは出来ないって、慎重に運転してようやく帰宅した時には朝日が出始めてた。
posted by 腹出朗SIN at 08:08| Comment(6) | SIN ぼやきます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月18日

13年前の記録(1)

ついつい忘れてるので記憶を記録。

転職して4ヵ月後の、1995年(平成7年)1月17日火曜日の朝、震度4〜5の地震で飛び起きた後、子供達の寝顔を確認して、とりあえずはガスの元栓を締めて外に出ると、相変わらずの風景。

安心してTVで情報を待ってると、次々に衝撃的な映像が映し出されて情報も錯綜。

分かったのは、神戸の街が激しく崩壊してるってことだけ。

高速道路が横倒しになってる場所は、ちょうど親戚の家が集中してるあたり。

とりあえずは休めない仕事に出かけたものの、情報量が増えるにしたがって不安も増し、帰宅後に電話をかけまくっても不通。

身内の安否だけでも確認したいけどままならず、自分が動かないことには何にも分からないので、友人から新車のオフロードバイクを借りて救援物資をダンボール2箱に詰めるだけ詰めて積み込み出発したのが震災4日目。

自宅から東へ1・5時間で着く距離なのに、各所で火災・渋滞・通行止めがあってどこを通ったのかも分からないけど、いたるところで家屋が倒壊して瓦礫ばかりが目に付く。
いつも立ち寄るときに目印にしてる建物も無くなってて、迷いまくって神戸の親戚宅に到着したのは6時間後。

奇跡的に全員が無事だったけど、お年寄りは衰弱が激しい。

小さな子供達が、持参したチョコレートを無邪気に食べてるのを見て泣けた。

つづく
posted by 腹出朗SIN at 21:50| Comment(0) | SIN ぼやきます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月30日

予定終了

ここ1週間、いつになくがんばっちゃったお陰で、1日早く予定の仕事が完了しました。(^^)v

明日大晦日から3日まで休むことが出来そうです。

大晦日に朝から休めるなんて何年ぶりやろ(T_T)

会社にとっては仕事量が減ってるってことやから良くはないけど、そんなことより身体が大事。
今はゆっくり休みたい。

手始めに、今晩は友人とトコトン忘年会(^^♪
2日にゴルフ初めに行って、それ以外はまったく予定なし。 うれぴ〜ヽ(^。^)ノ

酒飲んで昼寝してチェロって、酒飲んで昼寝してチェロって・・・  あ! 年賀状忘れてるし(>_<)
毎年の事ながら、年賀状下さった人にしか出せないけど、許してね。(誰向け?^m^)

超久々の4連休、まったりゆったりゆっくり、しときま〜す。

ご愛読頂いてる皆様、今年もお世話になりました。
来年もよろしくお願いします。(^.^)/~~~
posted by 腹出朗SIN at 12:23| Comment(0) | SIN ぼやきます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月08日

やれやれ(>_<)

今年1月にオーストラリアへ留学した長男君が今夜帰宅します。

当初はホストファミリーとの折り合いが悪く、ずいぶんと悩んだり苦労したみたいだけど、後半に入ってホストチェンジしてからは、楽しくて楽しくて仕方がなかったらしい。
頻繁に行われた、同級生やホストファミリーやその友達の誕生パーティの写真を見てると、最初の頃は一緒に行ってる日本人メンバーばかりの写真だったのが、後半になると金髪の同級生がやたらたくさん出て来るのに、お父さんはむかつきました。(パツキンのおねえちゃんでっせ〜\(◎o◎)/!)

身長も約5センチ伸びて、お父さん完全に抜かれました。(>_<)

日常会話も不自由無くこなせる様になったらしいけど、真偽の程は不明。^m^

帰国後、すぐにTOEIC を受験して実力を試され、報告会やって、3年に進級してもう受験準備・・・と、ばたばたと進んでいく予定。

我が家で一番の問題児。
どこまで進化して帰ってくるのか、ほんとに進化してるのか、楽しみでもあり不安でもありってな心境ですな。
posted by 腹出朗SIN at 11:00| Comment(0) | SIN ぼやきます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月25日

文化レベル低

わたくし、自分で言うのもなんですが、温厚なほうだと思っております。
以前は年に1度か2度、プッチ〜ンと切れてしまうこともありましたが、最近は我慢することが多くなりました。

本日久々に、ごくごく静かにご注意させていただきました。


場所は、午後から行った地元交響楽団の定期演奏会。

知り合いの方もたくさん出られてるし、何よりチェロパートをかぶりつきで見たかったので、前から4列目。

左右はおろか、大ホールのそんな前で聞く人はほとんど居なくて、ど真ん中に一人座って聞き入り見入りして感動してますと、後半に入って何やらおじさんが前方をガサゴソと右に左に行ったり来たりしつつ、シャッター音を響かせつつ、フラッシュ焚きまくり〜の、シャッター押しまくり〜のやりだした。
(おいおい、演奏中やって!)

挙句の果てに、何を思ったか、誰も居ない列のど真ん中に座ってる私の直近左隣に座って、またもやバシャバシャやりだしました。
(だから演奏中やって!! なんで全部空いてるのに真横に密着?)

演奏はすばらしくて、こみ上げてくるような情感あふれる演奏なのに、もう集中できません。

最初、まさか専属のカメラマン?って思いましたが、こんなに奏者と聴衆を邪魔するはずないし、団員の身内の人かも。(マナー教えときましょうね)

隣に座られた時には、18歳のとき大阪の映画館で擦り寄ってきたオカマの兄ちゃん(教育済み^m^)を思い出して、鳥肌が立っちゃいました。

一言注意してやろうにも、目の前で演奏されてるので声も出せず、イライラが積もっていきます。

で、そのまま終了。 舞台では指揮者が出たり入ったりの挨拶中。

辺りは拍手の洪水なのでここぞとばかり、そのおじさんに向かって

「○△□%#$&・・(-"-)!」(←切れてないっす)

と、やさしく注意してあげました。

でもでも、反省の色なしなので、さらに

「%#○$&□・△・(−−〆)!」(←切れてないデス ホント)

とご注意申し上げたところ、逃げるようにどこかに行かれました。


楽しみにしてた、半年に一度の定期演奏会なのに、いつもは良い演奏に感激しつつ帰れるのに・・・
ガックシ(>_<)

今日のおじさんも含め、地元での大きな音楽会のたびにちょくちょく遭遇する、お隣としゃべり続ける人や、お菓子を食べながらの子供、それを注意しない親等々、文化レベルの低い土地柄なんですかねえ。  

良い演奏には良いマナーで応えたいもんです。
早くそんな街になって欲しい。
posted by 腹出朗SIN at 23:57| Comment(3) | SIN ぼやきます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月10日

20年!(@_@;)

今日が、20回目の結婚記念日です。

知り合ってから結婚まで約10年あるので、今日で約30年のお付き合い。

ほえ〜・・・よく耐えてます(>_<)  (←どっちが?)

なんだかお互いに空気みたいな関係になっちゃって、最近は匂いを感じる距離まで近づいたことも無いし(をいをい^m^)、もうしゃべる事もなくなってきつつあるんやけどねえ(^^ゞ

家でチェロの練習していたいけど、ちょいと飲みに行って来ます。
二人で飲みに行くなんて、何だか気恥ずかしいなあ・・・
posted by 腹出朗SIN at 18:54| Comment(4) | SIN ぼやきます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月30日

HP閉鎖

2004年2月に開設した、ホームページ「大人の雑記帳  腹出朗・ヴァラデロ」、とうとう止めちゃいました。

アクセス数の最終カウントは、55,000弱。

ここ1年以上は、ろくに更新もせずほぼ放置状態でしたので心が痛みました。

VARADEROに乗り始めた当初(2000年12月)には、情報発信するところがあまりにも少ないことに寂しさを感じてたこともあり、発奮してHPビルダーと格闘しつつ苦労して立ち上げましたが、ごく稀にお会いした方から、あなたのHP見て同じバイク買いましたよ、とか同じ改造しちゃったよ、なんて嬉しい報告を聞くことも出来、マイナーなバイクとその仲間達の輪を多少なりとも広げたいという目的は、達成できたんじゃないかと思います。(自己満足かも^m^)

一緒に盛り上げてくださった皆さんには感謝の気持ちで一杯です。
ありがとうございました。


え?ヴァラデロも降りちゃうの?ってな感じですが、降りませんとも(^^♪

00年型のマイ ヴァラデロは、細かな汚れは目立つようになっちゃいましたが、機外とも絶好調を維持してます。

まだまだ走ります。 まだまだ遊びます!!

これからもよろしくね(^o^)丿
posted by 腹出朗SIN at 10:56| Comment(3) | SIN ぼやきます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月18日

音大生

友人から聞いた、そのお友達の娘さんの話を聞いて、何だかやるせなくなりました。

地方都市で、小さな頃からヴァイオリンの天才だって言われ続けて、関西においては頭脳も実技も抜群じゃないと入れない京都芸○大に進学して、まもなく卒業の彼女。

就職がない!

のだめカンタービレで、毎年力のある学生が卒業するけど入れるプロオケも満員で行くところがなく、力を持て余してるって話がありましたが、まさに現実のことなんですねえ。

どこのプロオケも空席待ちが何十人といて、ソリストとして生き残れる人なんて、ほんとに一握り。
多くは、普通の就職に必死になり、お金持ちの人は自費での欧米留学(はくを付けるってことらしい)。
留学したとしても、コンクール等で頭角を現さない限り、日の目を見ることもない。

小さな頃から苦労して手に入れた、技術なり感性なりを生かせて生活を成り立たせることが叶わず、夢破れて音楽の道をあきらめちゃう、なんて悲しいです。

でもねえ・・・、どうにもならなかったらヴァイオリン教室でもやろうかな、なんて話まで聞いちゃうと、レッスンを受けてる側から言うと、夢破れて先生になるの??って、何だか切なく、やるせなくなりますねえ。

教室の先生も、素人からすると、天上の音楽家・雲の上の人だって思うんやけどねえ・・・
posted by 腹出朗SIN at 17:28| Comment(2) | SIN ぼやきます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月12日

イタチヤマ!?

伊太地山伝兵衛&伊太地山弦楽団 のライブに行ってきた。

知る人ぞ知るディープなミュージシャンのようですが、当然のこと、おいらは知らない。
ヴァイオリン+ヴィオラ+チェロをバックに、ギターでブルースを歌います。

酒もタバコも女も、やりたいことは全部やりつくしたぜっていう、50歳越えのやれた雰囲気が、しぶい声と風体に現れててとってもいい感じ。

会場は、お米屋さんの昔作りの蔵を改造した板張りの10mx8mくらいの木造ホール。
音響は意外と良くって、ヴォーカルも弦楽器も全てマイクなし。
でも床に座布団でべた座りがとっても辛い。

義理がけでチケット買ったっていうのが丸出しのおじさん連中が、ビール飲んでざわついちゃって不愉快だったけど、歌も弦楽器も心に響くものがあって、聞きほれちゃいました。

やっぱ、弦の音色って、癒されるなあ・・・と再認識できた素敵な夜でした。
posted by 腹出朗SIN at 08:31| Comment(0) | SIN ぼやきます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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