以前に2度ほど聴いたことのあるジャズチェリスト、キッカワヨシヒロさんを、セレブリティなお友達がまたもや自宅に招いてコンサートをするっていうことでお邪魔してきました。(06.10.01 07.04.23 記事)
この方、左足を30センチ角のエフェクターなる録音装置に乗せ、1m以上のエンドピンを使ってスタンディングで5弦チェロを弾くんですが、左足を操作してその場で録音した音・フレーズを次々と再生させながら、その音と合奏していく、みたいなスタイルで演奏されます。
風貌は、超ロングヘアーに黒の上下、年齢不詳(けっこういってる)、といかにも怪しい雰囲気のおじさんですが演奏のパワーはすごいです。
多用されるピチカートはほんとすばらしくって、釘付けになってしまいます。
若い頃から、スタジオミュージシャンとして鍛えられてきたっていうテクニックは、プロとして当然の超絶安心レベル。
長年使われてるっぽい、年季の入った楽器も、まろやかな良い音がします。(激しく楽器をたたく箇所はへっこみ加減だし)
・・・でもねえ、この3年で3回聴いて、MCと曲目ががほとんど変わり映えしないのは、ちょいと辛いものがあります。
日本中を回られてて、そうしょっちゅうプログラムも変更できないでしょうけど、違う曲も聴いてみたいな。 違うMCも(^_-)-☆