2009年10月30日

ジャズチェロな夜

kikkawa.jpg

以前に2度ほど聴いたことのあるジャズチェリスト、キッカワヨシヒロさんを、セレブリティなお友達がまたもや自宅に招いてコンサートをするっていうことでお邪魔してきました。(06.10.01     07.04.23 記事)


この方、左足を30センチ角のエフェクターなる録音装置に乗せ、1m以上のエンドピンを使ってスタンディングで5弦チェロを弾くんですが、左足を操作してその場で録音した音・フレーズを次々と再生させながら、その音と合奏していく、みたいなスタイルで演奏されます。


風貌は、超ロングヘアーに黒の上下、年齢不詳(けっこういってる)、といかにも怪しい雰囲気のおじさんですが演奏のパワーはすごいです。

多用されるピチカートはほんとすばらしくって、釘付けになってしまいます。

若い頃から、スタジオミュージシャンとして鍛えられてきたっていうテクニックは、プロとして当然の超絶安心レベル。

長年使われてるっぽい、年季の入った楽器も、まろやかな良い音がします。(激しく楽器をたたく箇所はへっこみ加減だし)


・・・でもねえ、この3年で3回聴いて、MCと曲目ががほとんど変わり映えしないのは、ちょいと辛いものがあります。

日本中を回られてて、そうしょっちゅうプログラムも変更できないでしょうけど、違う曲も聴いてみたいな。 違うMCも(^_-)-☆

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2009年10月24日

弦楽合奏 初合わせ

11月15日のコンサートで、チェロアンサンブル以外に弦楽合奏で1曲出演します。

昨年は、アイネクライネナハトムジーク全楽章を必死でやらせてもらったチームに今年も参加させていただきます。


本番まで、2回の合わせしかないので、結構ドキドキですが、本日緊張の初合わせ(>_<)


本番はどんな構成になるのか分かりませんが、今日はヴァイオリン4、ヴィオラ1、チェロ2。



曲は、情熱大陸・弦楽四重奏版です。



譜面自体は、難しいものではないけれど、拍の感じ方がクラシックとは根本的に違う(ウラ拍)ので、生来のリズム音痴としては、ノリノリの曲なのに乗り切れない歯がゆさを感じます。


2回の合わせでどこまで詰められるか、楽しみではあります。


久しぶりに、無謀な音源アップ、してみます。(>_<)

まだまだテンポも遅く、ぎこちなくてお恥ずかしいですが、あと1回の練習を経て出来上がる来月の本番と聞き比べてくださいね


××××

*恥をさらしてるみたいなので、音源取り下げました(^^ゞ

posted by 腹出朗SIN at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | なんちゃってチェリスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チェロレッスンver83

木曜日、3週間ぶりのレッスン。

ここのところ、アンサンブル等の曲練習しかしてないので、課題曲もなくレッスンとしては停滞期。


正直に希望を言って、今後の進め方を相談させてもらう。



希望1  基礎レベルのアップ(ハイポジション 親指ポジションを克服したい)

希望2  バッハの無伴奏をじっくりやる

希望3  途中放棄のSUZUKI・5巻続きへ復帰



とりあえず、バッハの1番を終らせるところから


といっても、終ってるのは、メヌエットT・U  サラバンド(途中)  プレリュード(途中)  アルマンド(途中)  、と中途半端ばっかり(>_<)


早く短調の2番へ進みたいけど、まだまだやね   




で、レッスンは、アルマンドの譜読みを途中まで。

サラバンドを聴いてもらってチェック。

最近よく弾き込んでるのでほめられちゃいました(←ヨイショか?)


と、ここまででタイムアップ。


次回は、マイスキーのコンサートとブッキングなのでレッスンをお休みしなくてはいけません。

3年半で2回目のお休みになっちゃいます。  残念。






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2009年10月20日

修理、その後

先週、楽器を修理に出して、翌日引き取ってきました。

駒の交換が¥19,000、と魂柱の調整¥3,000。

しっかりとしたフレンチの駒に交換し、若干弦高さもアップ。

駒位置は、弦長を標準に戻さず、楽器に合わせてf字孔センターのまま。

魂柱位置は、駒からかなり離れた位置だったので標準位置へ戻し、若干浮き気味だった接触面を調整。



調整してもらった内容を聞いてると、魂柱なんて、購入した店でチェックも調整もされてなかった感じです。

老舗のお店なのに残念ですねえ。



で、帰宅後さっそく弾き倒してみると、最初は???って感じだったのが、30分くらい弾いてると、突然ブワ〜ンと鳴り出しました。

最初は、新しい部品がこなれてなかったのかな^m^


特に、もう少し響いてくれたらいいなあ、と思ってたA・D線が希望通りよく鳴るようになってます。


魂柱の調整って、高音を良く鳴るようにすると低音が鳴らなくなったり、またその逆もあったり、と微妙なバランスがあるらしいですが、その辺りの感覚は、やっぱり職人さんの腕にかかってくるんでしょうね。


今回の修理・調整で、最初に楽器を持ち込んだ時、目の前で魂柱の位置を動かしてくれて試奏し、音が変わるのを目の当たりにして以来、自分でやりたい病がムクムク。

微妙な自分の感覚を、人に伝えるのって案外難しいので、自分でああでもないこうでもないっていじくるのも楽しそうです。


ずいぶん前に、魂柱の調整道具は衝動買いしてるので、次に調整したくなったときには挑戦してみようかな(^^ゞ


魂柱倒して、工房に泣きつくところが目に浮かびますが。^m^
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2009年10月16日

寂しい夜

08061520008.jpg
昨日、どうにも辛抱たまらず、楽器を修理に出してきました。

以前に、自分でアイロンに押し当てて修理した駒の歪みが、前にも増して酷くなってきたので、2年ほど前、以前の楽器の時にお世話になった尼崎の工房に持ち込み、駒交換と全体のチェックをお願いしてきました。
http://www.domani-vn.jp/



半年ほど前、今の楽器を購入した大阪・心斎橋の楽器店さんに、ちょっとした調整をお願いしたことがあったんですが、若い職人さんがちゃんとコミニュケーションできない人で、どうにもこちらのイメージを汲み取ってもらえなくて、がっくり。

もうこのお店は見限りました^m^





で今回、持ち込んでさっそくチェックしてもらうと、



f字孔センターに駒は立ってるけど、f字孔自体の位置が下気味で、弦長が標準より1センチぐらい長い

駒位置が、横方向にずれてる

駒の削り方が大きすぎて、強度が足りてない

ベルギー駒なのに足幅が大きく、変な駒

A線の高さが低くなり過ぎてる

駒のカーブがフラットぎみで隣の弦に接触しやすい

魂柱が駒から離れ過ぎてる


と、次々指摘。  う〜ん、さすがにプロの目はすごい。

初見でここまでチェックできるとは。


とりあえず、その場で魂柱の位置、駒の位置を適正な位置に変えてもらって試奏してみてびっくりです。


ちょっと鳴り難いかなって思ってた、A・D線がむちゃ鳴り出しました。


良い方向に変化してるので、この方向で調整していく、という説明に納得して、一晩預けてきました。


やっぱり、屁理屈言わずに、現象と事実と調整の方向を分るようにしっかりと説明してもらうと、大切な楽器を任せられます。



明日になって(もう今日だけど)、どんな風に変わって帰ってくるのか楽しみです(^^)v

楽器のない、寂しい夜は久しぶり。











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2009年10月12日

2回目九州

九州200910 088.jpg
酔っ払って決まった、今年2回目の九州ツーリング。(1回目:09.05.02&07日記)

台風一過の最高の天気に恵まれ、現地1泊だけだったものの、良い仲間に良い温泉、良い宿に美味しい食事、と楽しい時間を満喫しました。


当初、往復フェリーの予定が、帰宅を早める急用が出来てしまい、急きょ四国経由の自走で帰ることになり、念のためにと積んでいた防寒装備が大活躍。


さすがに夜間の走りは寒すぎて、装備が無ければやばかった。

充実した装備は、活動の自由さを広げます(^_^)v


さて、バイクはしばらくお休みで、チェロに集中です。(←仕事じゃないところがシブイ^m^)


posted by 腹出朗SIN at 11:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ヴァラデロ&ツーリング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月04日

チェロアンサンブル

11月15日の本番に向けて、今日から本格的に合わせ練習です。

チェロ8人のアンサンブル。  今日は7人。


今はまだ、彫刻でいう粗彫りの状態ですが、練習の録音を聴くと、ところどころ危なっかしいところはあるものの、充分に美しくってめっちゃ良い。


これからもっと細かいところまで仕上がって行けば、間違いなく仕込みじゃないブラボーおじさんが出現しそうです(←ホント?)


3曲演奏するうちの1曲、ゴルターマンの「レリジオーソ」


実はこの曲、いまいちメリハリのない曲に感じられて、その良さが分かんなかったんですが、今日改めて演奏を聴いて、感じ方が変わりました。

玄人泣かせの渋い曲。  めっちゃ良い。(^_^)v


ヘンデルの「私を泣かせてください」も「パッサカリア」も、練習すればするほど好きになります。


何より、弾いてて気持ちが良いんです。


ほんと、本番が楽しみ〜



と、その前に、間違いなく自分が外してる音程と、危なっかしい弓順を何とかしなくっちゃ^m^





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2009年10月02日

チェロレッスンver82

ここのところ、チェロアンサンブルの曲しか練習してなかったので、その3曲持ってレッスンへ。


弾き難いところ、危なっかしいところを重点的にチェックしてもらう。


最初に弾いてみて、その後、師匠が何通りかのフィンガリングを見せてくれて、その中でやり易いのに変更します。


適当に開放弦で弾いてたところを、ほとんど押えるようにフィンガリングを変更、そのうえ忘れてたビブラートもプラス(@_@;)


何だか一気に難しい曲になっちゃった、って感じることもあるけど、慣れちゃうと師匠のフィンガリングの方が圧倒的に弾き易い。


取りやすいファーストポジションや開放弦に頼らず、フィンガリングの流れや、音色を急に変えないように移弦をせずに同じ弦上をポジション移動で対応したり、と素人には思いも付かない師匠の発想にはいつも驚いちゃいますが、確かに合理的で論理的だったりする。


何がこうまで違うのか、いつも考えるんですが、ポジション移動へのおそれがないってのが一番の違いかな。


1や4っていうポジションは取りやすいので多用しますが、2とか3ポジションは音程に不安が付きまとうのでどうしても使うのに消極的。  

使うポジションの自由自在さ加減が、圧倒的に不足してます。

この辺りが、伸び悩んでる一番の問題点ですかね。


っていうか、圧倒的に不足してるのは、練習!! なんですけど・・・^m^



posted by 腹出朗SIN at 08:39| Comment(0) | TrackBack(0) | チェロレッスン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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